下期の攻勢を支えるこれまでの成果

こんな商品があるんだね――。これは資生堂の体験型イベント「Beautiful me STATION 〜いちばん好きな私をみつける場所〜」に来場した女性の一言だ。創業150周年プロモーションの一環である同イベントは、7月9〜10日の東京、埼玉を皮切りに全国7都市で実施。東京会場(サナギ新宿前イベントスペース)は、感染症対策として入場制限(スタッフ含め最大100人まで)を設けたにもかかわらず、老若男女問わず大勢のお客が駆け付けた。体験者数は、東京会場が988人、埼玉会場が852人で、両会場ともに目標人数を突破。しかも2019年に7都市で実施したブランド体験イベントの体験者数とほぼ同数に達したのだから、成功裏に終えたといっていい。「Beautiful me STATION」の集客実績は、日本の化粧文化が不変であることを物語っている。資生堂ジャパン ビューティーインスティテュート150周年プロジェクトグループの岡田美樹グループマネージャーは次のように説明する。

資生堂ジャパン
ビューティーインスティテュート150周年プロジェクトグループ
グループマネージャー
岡田美樹

「創業150周年プロモーションでは、これまで資生堂を愛用してくださっているお客さまだけでなく、まだ資生堂と出会っていない方など、多様な生活者をターゲットにしています。私たちが創業150周年を迎えられた感謝を伝えることを通じて、コロナの影響を受けた化粧需要を刺激していきたい。さらに、22年を通じて行うプロモーションを機に、全社員に資生堂の魅力を再確認してもらう。それが仕事へのモチベーションを引き出していくと考えています」


多くの生活者が化粧の魅力に触れた(写真は東京会場)

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