花王は7月27日、中国において、「キュレル」から、乾燥性敏感肌を持つ若者の肌悩みを解決する「キュレル アンチリンクルフェイスクリーム」(40グラム・238元〈約4800円〉)を発売した。

同商品は、中国の若年層(Z世代)の乾燥性敏感肌のニーズに合わせ、花王グループ独自の肌研究技術を応用し、日中研究開発チームが共同で開発。中国消費者に向けた「キュレル」で初めてのエイジングケア商品であり、また初めて中国で生産する商品となる。

同商品の発売を皮切りに、今後ラインナップを拡張し、「中国専用エイジングケアプレミアムライン」として本格育成。中国市場における花王化粧品のプレゼンスを強化していく考えだ。

中国のZ世代は、生活スタイルの変化(徹夜でのドラマ鑑賞や深夜残業など)や、季節の変わり目の肌トラブルなどにより、若いうちから、小ジワや乾燥ジワを気にし始める人が多いという。

そうした中、花王の研究では、肌の乾燥ジワや小ジワなどの主要原因は、肌の中のエラスチン繊維が分解されることであり、それが若い肌においても小ジワを発生させていることを発見している。

また、同社の日中共同研究開発チームが実験を繰り返した結果、キュレル特有の「セラミド機能成分」は、「ショウキョウ(生姜)エキス」と共に作用することにより、保湿バリアを守ると同時に、エラスチン繊維を分解するエラスターゼの産出の抑制を助けることで、シワの形成を有効的に予防し、肌弾力を保つことが分かった。

一方、「キュレル」では、花王の長年の皮膚科学研究により乾燥性敏感肌の原因に着目し、乾燥性敏感肌の人の潜在的な肌悩みを改善してきた。中国においても、常に消費者のニーズ変化に対応し、独自の価値を持つ商品を提供している。

今回、中国で発売する「キュレル アンチリンクルフェイスクリーム」には、「セラミド機能成分」と「ショウキョウ(生姜)エキス」を配合。これらが共に作用し、肌の「バリア力」と「潤いと弾力」を同時にケアすることができる。「攻め」と「守り」両方の効果で、Z世代の乾燥性敏感肌を守り、「初めての小ジワ」の発生を遅らせる効果を発揮。乾燥性敏感肌のエイジングケアという悩みにダイレクトに対応し、エイジングケアの新体験を提供する。