花王は5月14日、衣料用濃縮液体洗剤「アタック ZERO」を改良発売する。パワーアップした洗浄力と新処方により、ニオイや黒ずみの発生源となる手強い“菌の隠れ家”にまでアプローチする。ライアンアップは通常用(ノープリントプライス)と、ドラム式専用(同)の2種で、共にボトルタイプ(380グラム、580グラム)、ワンハンドプッシュタイプ(380グラム)、つめかえ用(850グラム、1200グラム)をそろえる。
今回、花王の研究から、ニオイ菌などの隠れ家となる「バイオフィルム」が、繊維にも存在することが分かった。バイオフィルムとは、菌自らが生成する多糖やタンパク質などの複合体で、非常に強い耐性を持っているという。バイオフィルムが形成されてしまうと除去することが難しく、バイオフィルムに包まれた菌や汚れは、除菌洗剤や漂白剤、天日干しでは対処できていなかったことも判明した。
リニューアルする「アタック ZERO」は、パワーアップした洗浄力と新処方で、これまで除菌洗剤や漂白剤でも落とせなかった手強いバイオフィルムに効果を発揮。新技術“バイオクラッシュ洗浄”により、直接塗布して洗うことでバイオフィルムを除去できる。また、普段の洗たくでバイオフィルムの形成を抑制。アタック液体史上、最高の清潔力を実現した「アタック ZERO」は、落ちにくい汚れ・ニオイなどの諸悪の根源にアプローチする。