花王「アタックZERO」の登場で競争激化の予感

衣料用洗濯剤市場は、2018年も花王、P&G、ライオンの三つ巴の争いが激しさを増している状況は変わらない。市場の6割強を占めるのが液体洗剤。中でも高付加価値の濃縮タイプの伸びが市場を牽引する一方、粉末洗剤は減少トレンドが続き激減。市場規模も濃縮タイプが粉末洗剤を逆転。シェア争いの土俵は完全に濃縮タイプへと移っている。

しかし、この濃縮タイプも競争が激化。15年までは一気に市場規模を伸ばしてきたが、16年以降は伸びは鈍化傾向にあり、洗濯洗剤全体の3割程度で伸び悩みが続いている。


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