ファンケルは3月25日、使用済み化粧品PET容器を約1万7000本回収してマテリアルリサイクルで1400個の植木鉢にし、「ガーデンシティ横浜」を推進するリーディングプロジェクト「ガーデンネックレス横浜」(横浜市主催)に寄贈したと発表した。

マテリアルリサイクルされた植木鉢

この取り組みは、2021年7月からスタートした「FANCL リサイクルプログラム ~花と緑を広げよう~」によるもので、9店舗の直営店で使用済み化粧品PET容器を回収した。なお、「ガーデンネックレス横浜」は、3月26日から6月12日まで開催する。

「FANCL リサイクルプログラム」の期限は、当初3月31日までとし、回収本数の計画は1万本としてたが、多くのお客が参加し、回収本数は大幅に上回った。さらに同プログラムの実施継続や対象店舗の拡大について多くの要望があったため、実施店舗数を拡大して4月1日以降も継続する。

4月1日からは新容器を採用し、東京都および神奈川県の全店舗と従来から実施している京都大丸店の61店舗を対象店舗とする。対象の回収品目とプレゼントは従来通りで、21品目を回収、協力したお客には「マイルドクレンジングオイル」をデザインしたシードペーパーをプレゼントする。

4月1日から新容器を採用

また、回収した容器も従来同様に、パンテック(滋賀県大津市)と共同で、マテリアルリサイクル技術で植木鉢に再生する。ファンケルは、リサイクルによって生まれた植木鉢を引き続き横浜市へ寄贈し、環境に配慮した緑の多い街づくりに貢献していく。