P&Gは、衣料用洗剤「ボールド」から、洗浄成分の働きを活性化する“炭酸機能”や、柔軟剤なしでも柔軟効果を発揮するなど、四つの機能を1粒に搭載して“4 in 1(フォー・イン・ワン)”に進化した「ボールド ジェルボール4D」(12個・詰替22個、31個、39個、60個、76個・オープン価格)を2月上旬に発売する。香りのラインアップは、ピンクの「癒しのプレミアムブロッサムの香り」と、ブルーの「爽やかフレッシュフラワーサボンの香り」の二つをそろえる。
「ジェルボール」は、2014年に粉末、液体洗剤につづく第3の洗剤として市場に登場。17年には、洗剤の成分を別々に閉じ込めることで成分の“鮮度”を保ち、洗う瞬間に混ざり合うことで、効果を最大限発揮する3層立体構造状の「ジェルボール3D」を発売。1粒を指でつまんで洗濯機に入れるだけという簡便性から、発売当初から話題となった。そして21年9月には、「アリエール」ブランドから、新たに4層構造を採用し、洗浄成分の働きを活性化する“炭酸機能”を搭載した「アリエール ジェルボール4D」を発売した。
そうした中、今回発売する「ボールド ジェルボール4D」は、①洗浄成分の働きを活性化する“炭酸機能”を搭載し、強洗浄を実現②柔軟剤なしでも柔軟効果を発揮③消臭効果をさらに高めた④より長続きする香り――と四つの機能を1粒に搭載して生まれ変わった。さらに、ジェルボールをスッキリと収納したいという日本の消費者ニーズにあわせ、スリムな本体パッケージにリニューアル。
“重曹(炭酸水素ナトリウム)”から着想を得た“炭酸機能”は、重曹のメカニズムと同様に洗浄成分である界面活性剤の働きを活性化させることが可能。「ボールド ジェルボール4D」は、界面活性剤を効率よく汚れに向かわせる新しいブースター成分を配合するとともに、汚れ落ちを阻む金属イオンなどの不純物を除去する「ビルダー成分」を増量した。さらに、超濃縮洗剤であるジェルボールの洗浄成分をさらに増量し、洗浄力を高めている。