ファンケルは、横浜市立東高等学校サステイナブル研究部と共創で、SDGsへの目標達成に向けたメッセージをボトル容器とパッケージにデザイン化した「洗顔パウダー〈SDGsを身近に〉」(50グラム・1320円)を2022年1月17日、通信販売と直営店舗にて数量限定で発売する。同製品の売上金のうち、1%が公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンに寄付される。
横浜市立東高等学校サステイナブル研究部は、2018年に同校がユネスコスクールの指定を受け、その核となる生徒を育てるために19年6月に設立された。現在部員は8人で活動し、「地球にちょっといいこと」をモットーに、さまざまな取り組みを行っている。その一環として、ファンケルとの共創品「洗顔パウダー〈SDGsを身近に〉」を販売する。
同製品は、極上のつるつる肌に洗い上げるパウダー状の洗顔料。濃密もっちり泡がうるおいを守りながら、皮脂や角栓、黒ずみなどの不要な角層を落とす。ボトルの素材には100%植物由来のバイオマスプラスチックを採用し、外箱素材にも環境の配慮した紙を使用している。
また、ボトル容器とパッケージを、①SDGsへの目標達成に大切だと思うこと②サステイナブル研究部が伝えたいこと③サステイナブル研究部らしさを表現――の三つをデザインコンセプトとした限定デザインにした。デザインには、「SDGsは身近なところから気軽に始められ、個々の活動が地球のためにつながることを知ってほしい」というサステイナブル研究部の思いが込められている。
さらに、サステイナブル研究部からのメッセージ「地球に、ちょっといいこと。みんなの未来のために、小さなことからはじめませんか」をパッケージに印字した。環境問題だけでなく、多様性や人権なども含めて生活者へSDGsに対する意識を高める方法を、同時に考えながら完成させたデザインとメッセージとなっている。