11月11日、中国ECの二大商戦であるW11(独身の日)が終了した。今回で13回目となるW11だが、天猫のGMV(流通総額)は5403億元(約9兆6173億円)、29万ブランドが参加し、過去最大の規模となった。その背を追いかける京東は3491億元(約6兆2400億円)とこちらも好調だ。

また、SYNTUN(星图数据)によれば、天猫、京東などの既存から、抖音、快手などの新興勢力も含めた全15のECプラットフォームでは、スキンケアが前年比37.6%増で392億元、メイクは同33.4%増の155億元の売り上げとなった。売り上げ構成比で化粧品は家電、モバイル端末、ファッションに続く4位につき、躍進を見せた。化粧品以外では、生理用品、美容機器カテゴリーが前年比で大きく伸長。生理用品ではP&Gのウィスパーに続き、ユニ・チャームのソフィが2位にランクイン。高級美容機器を販売するARTISTIC&CO.GLOBALは、天猫でのライブ配信を中心に売り上げを伸ばし、同67%増の50億円を達成した。

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