新型コロナが拡大して1年以上がたった。コロナがまだ本格化していなかった「美容センサス2020上期」の調査時(2020年2月)とは美容サロンを取り巻く環境は大きく変わった。調査対象となる美容サロンユーザーの利用行動も、緊急事態宣言発出をはじめとした外出自粛により変わらざるを得ない状況だった。その中で今年2月に実施した調査をまとめた「美容センサス2021上期」では、美容室に行く価値が改めて認識されるようになっていることが見えてきた。

来店1回当たりの重みが増している

「美容センサス2021上期」の一つ目のポイントは、女性、男性とも1回当たりの利用金額が上昇していること。女性で6930円、男性で4364円と、過去5年間で最も高い金額になっています。一方で、来店頻度はわずかながら低下しています。外出頻度が減っている中で美容室に行くことの重み、つまり「来店したときに、しっかり施術したい」といった思いが強まっているのかもしれません。

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