資生堂は、職域での新型コロナワクチン接種を開始するという政府方針に沿い、6月21日以降準備が整い次第順次ワクチン接種を開始する。

接種場所は、汐留本社事務所(GLOBAL VISION CENTER)、大阪オフィス、名古屋オフィスを含む全国9ヵ所。接種を希望する日本国内のグループ会社に勤務する従業員を対象とする。

また、接種にかかる時間は勤務時間扱いとし、副反応が出た場合は特別有給休暇を付与するとのことだ。

「新型コロナウイルス感染拡大の抑制に関して、当社にできるあらゆる可能性を考え、即実行していきたい」(魚谷雅彦社長兼CEO)という方針に基づき、化粧品会社である同社の持つ知見・技術・設備を生かし、さまざまな対策を検討・実行してきた。今後も、新型コロナワクチンの職域接種を通じて従業員が安心して働ける職場環境を整備するとともに、収束に尽力していく考えだ。