人型ロボットの導入が広がっている

相棒はロボット――。化粧品の製造現場で人間と一緒に働く「人型協働ロボット」の導入が加速している。背景にあるのは化粧品・日用品業界で、生産拠点の国内回帰が進んだことにある。それを受け、生産性向上や国内における労働人口の減少への対応が求められるようになったからだ。そのキーワードは、「軽・薄・短・小」。軽は協働ロボットで作業者の負荷を軽減すること、薄はロボットとの関わりが薄かった人でも簡単に使いこなせること、短は短期間で生産ラインを立ち上げること、小は生産スペースの縮小。この四つのキーワードで生産性向上を図る企業が増えている。

世界に先駆け、作業力のある人型ロボットを商品化したカワダロボティクスの飛田昭夫営業部部長は次のように言う。

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