もはや必須のデジタル対応スキル

メーカー美容部員の仕事は、週5で店に出勤し、接客、品出し、売り場整備など店頭での仕事に従事すること。そんな勤務体系が、新型コロナをきっかけに変化の兆しを見せている。

インバウンド需要を中心に盛り上がっていた化粧品業界では、とにかくカウンセリングさえできる美容部員の人数確保が課題だった。その状況がコロナ後は一転、今ではもう一段階質の高い美容部員が求められている。店舗マネジメント能力や、カウンセリングブランドの経験が一定期間以上など、人材に対する具体的な経験・能力を求めることが多くなっているのだ。また、社会の変化にともなって、美容部員の働き方やカウンセリングの在り方も多様化。新たな美容部員の活用方法について本腰を入れて検討すべきときがやってきている。

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