政府主導でロボット導入実験が進む

銀行の両替機、スーパーの釣銭機など通貨処理機器メーカーの最大手、グローリーの埼玉工場では人間に混じって23台の人型ロボットが、釣銭機を器用に組み立てている。「機械にできることは機械に任せ、人は人にしかできないことに能力と時間を集中していく」。この理念のもとグローリーは、生産ラインへのロボット導入にいち早く着手するとともに、人とロボットとの協働を目指すモノづくりへの取り組みが高く評価されてきた。2017年から、長年に亘り蓄積してきた、人とロボットの最適な協働環境づくりのノウハウを、ロボット・システムインテグレーション・サービスとして他の企業に提供するビジネスを開始。生産現場でのロボットの活躍が話題を集めている。

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