千寿製薬と武田コンシューマーヘルスケアは、「マイティアアイテクトEX」(15ミリリットル・1480円、第2類医薬品)を3月16日に発売する。

「マイティアアイテクトEX」は、2003年に発売し炎症によるなみだ目、異物感に効果のある目薬として販売を続けてきました「マイティアアイテクト」(第2類医薬品)に、抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩)、角膜保護成分(コンドロイチン硫酸エステルナトリウム)、栄養成分(タウリン)、新陳代謝促進成分(L-アスパラギン酸カリウム)の四つの有効成分を追加配合しているのが特徴だ。

紫外線、ハウスダスト、風などの外的刺激を受け角膜がダメージを受けると、目に炎症が起こることがあるが、その結果、悲しくもないのに涙が止まらないなみだ目や、目の中に何も入っていないのにコロコロ・チクチクするように感じる異物感といった不快な症状が現れる。そうした不快ななみだ目、異物感が起こるメカニズムに着目し、新たに4成分を追加配合した。

千寿製薬が実施した調査では、目の炎症によるなみだ目、異物感が市販の目薬で改善できると思うか? との質問に対し、「分からない・改善できない」と回答した人が、なみだ目に悩む人で約76%、異物感で困っている人で約63%もいることが分かった。「マイティアアイテクトEX」の発売を機に、炎症によるなみだ目、異物感は市販の目薬で対処できることも啓発していく考えだ。