武田コンシューマーヘルスケアは、9月12日に実施した取締役会において、同日付で野上麻理氏の代表取締役就任が決議されたことを明らかにした。
野上氏は、1992年にP&Gジャパンに入社。日本と韓国双方を統括するスキンケア領域のマーケティングディレクター、マックスファクタープレジデント、P&Gジャパン全体のブランドオペレーションを統括するジェネラルマネージャーなどの要職を歴任。2012年にはアストラゼネカに入社し、執行役員兼プライマリー事業本部長として主要製品のシェア拡大に貢献した。その後、マーケティング本部長を経てスウェーデンに2年間出向し、グローバル戦略部門で呼吸器領域の吸入製剤既存ビジネス責任者を務め、戦略立案および実行において手腕を発揮。帰国後は3事業本部のコマーシャル活動を支援するコマーシャルエクセレンス本部長に就任し、18年4月から直近まで呼吸器事業本部長を担った。
日本およびグローバルにおける消費財および医薬品業界において豊富な経験と実績を有する野上氏のリーダーシップのもと、武田コンシューマーヘルスケアは、「セルフケア」「セルフメディケーション」の領域で、優れた製品と適切な情報の提供を通じ、人々の健康に貢献していく取り組みをさらに加速させていく。