武田コンシューマーヘルスケアは、かぜ薬「ベンザブロックプレミアム」シリーズを市場投入。かぜの症状に合わせ「ベンザブロックSプレミアム/同錠」、「ベンザブロックLプレミアム/同錠」、「ベンザブロックIPプレミアム/同錠」(各12カプレット・1398円、24カプレット・1998円、30錠・1598円、45錠・1998円)を、9月4日に発売する。いずれも指定第2類医薬品となる

同シリーズは、従来の「ベンザブロックプラス」シリーズの処方をより強化。具体的には「ベンザブロックSプレミアム」は鼻症状に対する処方強化、「ベンザブロックLプレミアム」ではのどの処方を追求、「ベンザブロックIPプレミアム」では熱っぽさや寒気に対する処方を追求している。

「ベンザブロックSプレミアム」

「ベンザブロックLプレミアム」

「ベンザブロックIPプレミアム」

プロモーションでは引き続き女優の綾瀬はるかを起用。加えて俳優の北村匠海、お笑いコンビのミルクボーイ、女優の堀田真由を新たに起床し、TVCMおよびウェブ広告を展開。「ベンザブロックプレミアムはひき始めの症状を追求したかぜ薬。かぜのひき始めの症状に合わせて早めにのむことで風邪を悪化させない」のブランドメッセージを伝えていく。

総合感冒薬市場は、使用者人口の縮小に伴い漸減傾向だったが、2014年以降、パーソナルタイプの総合感冒薬が登場し、市場拡大を後押ししている。2019年の総合感冒薬市場は2.4%増(15~19年のCAGR)の1019億円となっている。武田コンシューマーヘルスケアでは、「ベンザブロックプレミアム」シリーズを投入することで、市場活性化に貢献していく考えだ。