オルビスは、2021年2月22日に独自有効成分を配合した新発想の美白美容液「ホワイトクリアエッセンス」(医薬部外品・25ミリリットル・ボトル入り5500円〈税込、以下同〉、つめかえ用4950円)を発売。12月11日にはオンライン発表会を開催した。

同商品は写真の画素である「ピクセル」から発想を得て、肌にメラニンの蓄積、乾燥、キメの乱れなどの事象があるかどうかを表す“スキンピクセル”に着目。肌本来の透明感を引き出し、一人一人が持つ肌本来の美しさを追求するには、うるおい不足やメラニンの蓄積などの肌をくすませる阻害要因を防ぎ、スキンピクセルを整えるケアが必要との考えに基づき開発されている。

今回配合しているポーラ・オルビス独自の美白有効成分「m-ピクセノール」とは、18年に承認を得た美白有効成分「デクスパンテノールW」のこと。ホワイトショットで商品化し、話題となった成分だ。またその他にも、シラカバエキスが過剰なメラニン産生を抑制し、シミ・ソバカスを防ぐ、モモ葉エキス・シーグラスエキス・ヤグルマギクエキス(保湿成分)が、うるおった透明感のある肌に整えるなど、ポーラ化成工業の末延則子研究・企画担当取締役執行役員が「その人本来の透明感を生みだすため、一緒に配合する成分も検討を重ねた」と苦労を語るこだわりの配合だ。

肌に素早くなじむ心地よいテクスチャーのバリアラップ処方で、肌表面を保護しながらバリア機能を維持することでキメを整え、ノイズのない均一で鮮明な肌へと導く。

オルビスの西野英美執行役員は「今回の美白美容液は、色の変化ではなく、その人の肌本来の透明感を引き出し未来に向かう輝きを取り戻していくというメッセージを込めている。美白の研究領域は技術だけでなく、安全性や効果、さらにセンシティブな問題などもあり非常に難しい領域。研究基盤が整った権威ある企業こそが切り開いていく必要があると考えています」と新商品だけでなくその研究に対する熱意を語った。