資生堂は、化粧品会社である同社の持つ知見・技術・設備を生かし、2020年4月に手指用の消毒液を医療機関向けに提供、8月には一般販売を開始した。今回、それに続く取り組みとして高頻度のアルコール消毒や手洗いの習慣化による手荒れに悩む生活者に向けた「資生堂 ハンドクリーム N」(80グラム・450円〈参考小売価格〉)を021年1月21日に発売する。

ニューノーマル時代の習慣として定着している、高頻度のアルコール消毒や手洗いは、新型コロナウイルス感染予防には不可欠だが、一方で、手肌に必要な皮脂や潤いを奪ってしまいがちだ。そのため、ハンドクリームへのニーズが高まり、ハンドクリーム市場は108%で伸長している。

そこで資生堂は、生活者のハンドケアに対する意識が高まっていることを捉え、乾燥した手肌を潤いで満たし手荒れを防ぐハンドクリームを投入する。「資生堂 ハンドクリーム N」は、新しい生活様式における習慣として行う高頻度の手洗い・消毒や乾燥環境により荒れがちな手肌を指先までいたわり、美しい手肌に導く。厳選された自然由来成分配合ので、乾燥した手肌を潤いで満たし手荒れを防ぎ、また肌なじみがよくベタつきにくいので、スマホの画面にも指紋がつきにくい使用感となっている。