専門店の強みを生かし購買行動の多様化に対応

資生堂の「専門店ECプラットフォーム」の全貌が明らかになった。製販一体で目指すのは、リアル店舗の強みとデジタルの強みを掛け合わせ、生涯顧客づくりを強化することだ。お客にとって必要な情報を店舗はもちろん、ECを含むインターネットでも提供する環境を整え、いつでも、どこでも信頼できる美と健康の専門家に気軽に相談し、商品を購入できるようにする。時間や場所に制約されない多様なニーズを満たす化粧体験は、専門店とお客の絆を深めていく。それは資生堂にとって最大の財産になるというわけだ。資生堂ジャパンの初鹿英志プレステージブランド事業本部 専門店・エリア営業本部専門店部部長は、「専門店ECプラットフォーム」について次のように説明する。

「周りの人からいつも輝いていると思われ、“私らしく”生き生きと前向きに生きているのは、いつでもどこでも必要なときに相談できる信頼の存在と、“私にぴったり”でパーソナルな情報があるから。このコンセプトのもと、化粧品専門店さまの信頼できるスタッフ、資生堂の美とデジタルの知見が融合した『協働プラットフォーム』を実現します」

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