ポーラは、一般社団法人シンクパールによる女性の健康や予防医療、がん対策に取り組む活動や団体から選出している「女性からだ会議大賞2020」において、大賞を受賞したと発表した。優秀賞受賞企業については、すでに同団体公式ホームページ上にて公表されており、10月2日に行われた「第6回地球女性からだ会議2020」授賞式でのプレゼンテーションを経て、ノミネート優秀賞10社の中から大賞を受賞した。
ポーラが社員とビジネスパートナー(ポーラと委託販売契約を結んだ個人事業主であるビューティーディレクター)を対象に実施する「がん共生プログラム」において、「がんに対する理解を深める」「安心してがんと向き合う」「経験を大切に学ぶ」という三つのテーマをもとに、がんに罹患しても自分らしく働くことができるサポート体制がある点などが評価され、大賞受賞に至った。なお、「がん共生プログラム」は、従業員とその家族およびビジネスパートナーである約4.1万人のビューティーディレクターに向け、18年4月から開始した。
ポーラは、2029年の創業100周年に向けて「誰もが美しく生きる」ことができる社会を目指し、20年6月に新サスティナビリティ方針を打ち出し、一人一人をかけがえのない存在と認め、高め合いながら活躍することが新しい価値を生み出す源泉であるとの考えを示している。ポーラは、今回の受賞を受け、今後も同社に関わる全ての人が自分の未来を描き、生き生きと働ける社会の実現を目指し、がん対策推進とともに取り組んでいく。