コーセーは、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」から、フレグランスシリーズ(全4品・50ミリリットル・各8000円税抜)を12月1日に全国の百貨店と化粧品専門店で発売する。グローバルでは、12の国と地域(日本、中国、香港、台湾、韓国、マレーシア、フランス、イギリス、スペイン、イタリア、アメリカ、カナダ)で展開する。なお、導入アイテムと発売時期は各国によって異なる。
今回発売するフレグランスシリーズは、日本独自の文化である着物をコンセプトにしたフレグランスシリーズだ。グローバル市場での多様な嗜好性に対応し、気品(KIHIN)、結(YUI)、麗(URARA)、凛(RIN)の4種の異なる香りをラインアップ。着物の帯を想起させる特長的な商品デザインで、着物を纏ったときに自然と洗練される凛とした佇まい、優雅な所作、たおやかな意志、花のような艶っぽさを、香りとともに表現している。
「コスメデコルテ」は、中期ビジョン「VISION2026」で掲げるテーマ「世界で存在感のある“真”のグローバルブランドへの躍進」を担う、コーセーのグローバルマーケットにおけるハイプレステージ戦略の中核的存在として、世界の富裕層を中心とする、高付加価値を求める顧客を中心に支持されるブランドを目指している。
そうした中、フレグランス市場は生活習慣の違いにより、日本は海外に比べて市場規模が小さいが、欧米を中心としたグローバル市場においては非常にニーズが高い重要なカテゴリーであり、特に最近では、日本を含め世界的に活況を呈している。今後のグローバル展開の拡大を見据え、四つの異なる香りで日本らしさを表現した、新たなフレグランスシリーズをラインアップに加えることで、トータルビューティブランドとしての商品提案の幅を広げ、グローバル市場における新規顧客の獲得とブランドロイヤルティの向上を狙う。