ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングのスキンケアブランド「Vaseline(ヴァセリン)」は、同ブランドの総販売代理店であるシービックと協同で、新型コロナウィルスに対応する全国の医療機関へ、「ヴァセリン ピュアスキンジェリー」と「同 ボディクリーム」計1万1040個を7月に寄付したと公表した。
ヴァセリンは、「ヴァセリン・ヒーリング・プロジェクト」という社会貢献活動を世界的に行っており、新型コロナウィルスの世界的感染拡大を受け、米国、英国、中国、南アフリカなど、各国で医療関係者やNPO団体をサポートする活動を行っている。
日本でも、新型コロナウィルスの流行が長期化する中、感染予防のための手洗いやアルコール消毒で、乾燥しがちな手肌のケアに少しでも役立ててほしいとの思いで、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する「空飛ぶ捜索医療団(ARROWS)」の協力のもと、今回の寄付を実施した。
なお、「ヴァセリン・ヒーリング・プロジェクト」とは、貧困、災害、紛争など、さまざまな困難のため、肌の健康を維持することが難しい人々の、肌の健康を取り戻すことをサポートしたいという思いから、2015年にスタートしたプロジェクトだ。スタート以来、ヨルダンのシリア難民キャンプや、医療が届きにくいインドの農村部などへピュアスキンジェリーや医療品を届けるなどの活動を行い、20年5月時点で、世界各国500万人以上をサポートしてきた。