ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは6月27日、「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン(USLP)」の新計画として、2019年下期の新製品に再生プラスチックを最大95%使用したパッケージを採用することを明らかにした。まずは「LUX」「Dove」「CLEAR」の3ブランドから着手し、20年末までにPET素材のボトルを100%再生プラスチックに切り替えることを目指す。

同社では同日、本社オフィスにおいて記者会見を開催。高橋康巳社長兼CEOがあいさつに立ち、ユニリーバのグローバルおよび日本での展開を紹介するとともに、「ユニリーバは、グローバルな会社であるがゆえに社会に広く影響を与える可能性がある。同時に社会的責任も非常に大きい会社だと考えている。こうした取り組みで次世代に引き継げる未来に貢献したい」と語り、USLPの取り組む意義を語った。

また同社の中川晋太郎ホーム&パーソナルケアマーケティングダイレクター‐ジャパンは、USLPの一環として、プラスチックの使用量を減らす「Less Plastic」、リサイクルしやすい素材や再生プラスチック、植物プラスチックなどに替えていく「Better Plastic」、プラスチックの使用を止める「No Plastic」を組み合わせることで、環境負荷を最小にしながら、既に製造され流通しているプラスチックを資源として有効活用し、循環型経済への早期転換を目指していくことが大切だと考えのもと、より包括的で多角的なアプローチとして、LBN-P(Less/Better/No-Plastic)を提唱していくことを明らかにした。

ユニリーバ・ジャパン・サービスの島村光嘉R&Dパーソナルケアデプロイダイレクターが、ラックスのなかでもルミニークに関しては再生プラスチックを90~95%採用するだけでなく、プラスチックの使用量そのものも24%削減にチャレンジするとした。

ユニリーバ・ジャパンでは、社会全体でプラスチックに関わる問題を解決していきたいとの思いのもと、社外パートナーや地域社会との連携を進めている。「中目黒のまちづくり活動 なかめスタイル」「目黒区商工まつり リバーサイドフェスティバル」「中目黒GTタワーが主催するイベント」との連携など、同社がオフィスを設置する目黒区を皮切りに、今後活動を展開。消費者を巻き込んだ取り組みで、廃棄プラスチックに関する意識変革を進めたい考えだ。

会見には、なかめスタイル推進チームの柏井栄一氏が、ユニリーバ・ジャパンとの取り組みについて期待を示した。