ファンケルは10月20日、2019年に資本業務提携を行ったキリンビールグループと共同開発した「キリン×ファンケル ノンアルコールチューハイ 氷零 カロリミット レモン/グレープフルーツ」(350ミリリットル・各124円〈税込〉)を通信販売と一部の直営店舗で数量限定で発売する。また、キリンは同商品を10月13日から全国で一般発売する。

同商品は、ブランドトータルで累計6700万個以上を販売し、女性を中心に高い支持を受けているファンケルの「カロリミット」の強みと、キリンの食事にぴったりな爽快な味わいを実現している「ノンアルコールチューハイ氷零」の強みという、両ブランドの特長を生かして共同開発された。難消化性デキストリンの働きにより「食事の糖や脂肪の吸収を抑える」機能性表示食品であり、「カロリミット」ブランド史上初となるノンアルコールチューハイだ。パッケージは、ファンケル「カロリミット」の機能と、キリン「氷零」の爽快感を両立したデザインを採用。また「KIRIN×FANCL」表記や「氷零」ロゴ、「カロリミット」ロゴで、共同開発商品であることを分かりやすく表示した。

キリン×ファンケル ノンアルコールチューハイ 氷零 カロリミット レモン

同 グレープフルーツ

キリンの調査によると、食事で気になることとして糖や脂肪の摂取が上位に挙がっているという。また、2019年の機能性表示食品のノンアルコールチューハイの販売推移は、前年比約2割増で着地しており、成長カテゴリーとなっている。ノンアルコール飲料カテゴリーはノンアルコール・ビールテイスト飲料が大半を占めるが、キリンは今回のようなノンアルコールチューハイ商品のラインアップも強化することで、ノンアルコール飲料市場全体の選択肢を多様化し、カテゴリー全体の魅力度向上も図っていく。

ファンケルとキリングループは、それぞれが持つ強みを生かし、独自の価値を持つ商品やサービスを提供することで、お客の未充足ニーズに応え、社会課題を解決していき、さらに両社の協業を通じてさまざまな分野で新たな価値を創出し、持続的な成長を目指す。