GUMで成長カテゴリーの首位奪還に挑むサンスター
オーラルケア市場は、オーラルケアへの意識が高い高齢者の増加を背景に前年比約4%増の3125億円と堅調な伸びが続いている。主力のリテールチャネル市場も同約3%増と好調だ。トップシェアのライオンは19年も盤石の動きを見せ、アース製薬、サンスター、花王との差を一段と広げている。
カテゴリー別では、液体、歯間クリーナーがオーラルケア市場を活性化した。液体市場は15年から年平均4.0%の伸び率で成長。同年から比較すると、購入者数、購入個数、平均単価ともに伸びており、使用者層の広がりと使用習慣の定着を見てとれる。なかでも、40~50代の使用者数の増加が顕著で「増えて欲しい世代が伸びてきた」(サンスター)という好循環が続いている。
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