セブンイレブンは今年10月以降、オーラルケア売り場を強化する。

9月27日の秋期商品展示会で明らかにした。

ライオンの口臭予防ブランド「NONIO」シリーズから、セブン&アイグループ限定商品のハミガキ、洗口液をセブンイレブン先行で発売する。

売り場も大幅に拡大し、口臭予防(NONIO)、美白(Ora2)、虫歯予防(クリニカ)、歯周病(G・U・M)の四つの機能(ブランド)別に什器を配置し、ハブラシ、ハミガキなどをフルラインナップで品揃えする。

オーラルケア強化はお客の声を受けたもの。「近くて便利」の品揃え強化の取り組みとして、昨年トイレットペーパー12ロールの扱いをスタートし、手応えを得た。これを受け、さらにお客の声を聞いた中で挙がったのがオーラルケアだったという。

オーラルケアはシニアの歯に対する健康意識の高まり、予防のための歯科受診の増加などから今後の拡大が見込めるマーケットだ。石橋誠一郎・取締役執行役員商品本部長は「メーカー各社も商品開発を強化しており、今後間違いなく成長するだろう」と期待を込めた。