ロート製薬は、2020年4月30日時点で喫煙していない従業員が99.9%に到達したことを明らかにした。同社は、人生100年時代を見据え世の中の健康寿命の延伸に貢献することを目指し、その第一歩として「まず従業員自身が健康でありたい」という思いのもと、健康経営に積極的に取り組んできた。

同社の受動喫煙対策および従業員の卒煙支援の取り組みは、20年以上前からスタートしており、事業場内喫煙所の廃止や禁煙外来の全額補助制度など積極的に卒煙支援に取り組んできた。そうしたなか、18年には「20年4月までに全従業員の喫煙率ゼロを達成すること」を目標に掲げ、従業員自らの意思を尊重・後押しする形で喫煙習慣から卒業できるように取り組みを強化。引き続き「喫煙率ゼロ」達成に向け、健康増進につながる卒煙活動を継続していく考えだ。