ウェブブラウザー開発スタートアップのアスツールは5月13日、通販サイトの在庫から最安値を探すことができるウェブサービス「在庫速報.com 」(https://zaikosokuho.com/)において、4月24日~5月12日の18日間でマスク1枚あたりの最安値が57円から21円へ落ち、平均単価が急激に下がったことを明らかにした。

「在庫速報.com」では、4月1日からマスクの価格の記録を開始。4月24日までは最低単価55円、平均単価80円程度で推移していたが、同日以降、価格が急激に下落し、5月12日午後6時点では最低単価21円、平均単価40円になり、ともに最安値を更新した。直近18日間で最低単価は63%、平均単価は48%下落したことになる。

最低単価・平均単価ともに急激に下落

なお、アスツールはマスクの価格に関して、価格推移ページ(https://zaikosokuho.com/mask/stats/) にて毎日更新している。

価格の下落に加え、販売製品の納期についても、4月初旬では即納商品がほとんどなかったのが、4月末で2割程度、5月12日時点では半分程度まで増えてきており、需給バランスが急速に改善している様子も伺える。

「在庫速報.com」は、新型コロナウィルスの影響によるマスクの品薄・品切れ等をうけ、3月下旬にリリースされ、その後すぐに大きな反響を呼び、月間400万ユーザーを突破。現在は、マスクだけではなく、消毒ジェル、消毒スプレーの他、計7商品の検索に対応している。