風が吹けば桶屋が儲かるとはこのことか。今回の新型コロナウイルスの流行により、思わぬ市場の拡大を見せているのが花粉症対策商品だ。

花粉症の人口は、近年増加傾向にある。インテージが行っているアンケート調査によれば、花粉症の自覚がある人の割合は、2016年末は46.7%だったものが、19年末には50.4%まで上昇。もはや国民の半分が自覚症状を持つ〝国民病〟だと言える。

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