国内も回復し新成長戦略が軌道に乗り出した
――2018年5月に化粧品事業の新成長戦略がスタートして1年半が経過しました。進捗状況はいかがでしょうか。
村上 いま、私たちに必要なことは、ブランドの選択と集中によって、存在感のある骨太な強いブランドを作ることです。カネボウ化粧品の〝感性美〟と花王の骨太で確かな〝エビデンス〟の融合を土台としながら、その上に多様なお客さまの個性に輝きを添える〝個性が際立つ尖ったブランド〟を提案していきたいと考えています。そのために、エキップから20年2月に発売する新ブランド「アスレティア」を新たに加えたグローバル戦略ブランド「G11」と、日本を中心に重点育成していく戦略ブランド「R8」を選定しました。戦略ブランドを絞り込み、一つ一つのブランドを見直しながら強い商品の育成を進めています。化粧品事業新成長戦略は一歩一歩着実に進んでいるというのが、いまの実感です。
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