関西を中心に 369 店舗の薬局・ドラッグストアを展開するキリン堂は、キリン堂グループのドラッグストア店舗(調剤薬局および通販 SHOP は除く)において、9 月と 10 月のキャッシュレス決済比率が、50%を突破したことを発表した。

今年5月、キリン堂グループのキャッシュレス決済比率が 41%となり、2025 年までの政府目標である40%を上回った。同グループはその後もキャッシュレスの利用を促すための環境整備に力を入れ、消費増税前の駆け込み需要があった9月には 55%と、初めて50%を突破した。増税後の10月は消費の落ち込みはあったものの、キャッシュレス決済比率は 50%を上回った。

キリン堂グループではお客の利便性向上の一環として、レジでのストレスを減らし、よりスピーディーな買物体験を提供することを目的に、多様なキャッシュレス決済手段への対応を進めてきた。また、2018年10月より、自社電子マネー付きポイントカード「KiRiCa」を導入し、キャッシュレスの利便性を備えたうえに、通常のポイントに加え、支払い200円ごとに1 ポイント付与することで、お得に買い物を楽しめる仕組みを採用している。キリン堂グループでは今後もさらに買物の利便性を向上させ、お客へ満足度の高いサービスを提供することを目指していく考えだ。

2019年10月のキャッシュレス決済の内訳は、自社電子マネー付きポイントカード「KiRiCa」が約 40%、クレジットカードが約 35%、電子マネーやQRコード決済等が約 25%。なお、キリン堂グループは、10月から実施されている「キャッシュレス・ポイント還元事業」の登録加盟店ではない。