コーセーらしい一手である。1月31日、医療用医薬品メーカー・マルホと合弁会社を設立すると発表。それぞれのノウハウを活かし、生活者の皮膚の健康に貢献する「コンシューマーヘルスケア」の提供を目指すという。そもそもコーセーの皮膚研究の歴史は長い。30年以上前に皮膚のバリアや免疫に関する研究を行う慶應義塾大学医学部皮膚科学教室・天谷雅行教授との共同研究をスタート。さらに07年に「医療(美容医療)分野との関係深化」をテーマに掲げ、従来の化粧品の枠を越えた価値が出せるように新規分野の研究を地道に重ねている。これらの流れにあるのが、今回のマルホとの合弁会社設立だろう。化粧品と医療の垣根を越えたイノベーションを模索してきたことも、30年以上前に始めた研究を継続していることも、長期視点で動くオーナーカンパニーの企業文化を感じさせるのだ。

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