キューサイは12月3日、「人生100年時代」を健やかに過ごすための基本となる「食事」について30~60代の男女824人を対象に意識調査をした結果を公表した。
調査の結果は次の通り。平日に外食または中食をする頻度は、30代男性が最も高く95.1%となった。30~60代で年末年始に外食が増える人は62.0%。好きな「おつまみランキング」の第1位刺身、第2位からあげ、第3位枝豆となった。日常的に塩分をとりすぎていると感じている人は54.9%。最も塩分のとりすぎを感じているのは30代で65.0%となった。30~50代の男性、約3人に1人がシメにラーメンを食べる。塩分をとりすぎた時のリスク認知については、「高血圧」は91.5%。「塩分は流すことができる」と知っている人はわずか22.9%だった。
厚生労働省が推奨する塩分の1日の摂取量は男性8.0g未満、女性7.0g未満だが、実際は男性10.8g、女性9.1gと男女ともに推奨量を上回っている。また、世界保健機関(WHO)では、成人1日あたりの塩分の摂取量5g以下を推奨しており、日本人は世界基準(目標)の約2倍も塩分を摂取していることが問題になっている。