エステーは、2011 年から進めてきたトドマツから抽出した空気浄化作用に優れる「機能性樹木抽出成分」を活用する「クリアフォレスト」の新たな事業展開として、森の研究成果を暮らしに活かす、ヘルスケア製品ブランドの「MoriLabo(モリラボ)」を立ち上げる。

その製品化第一弾として、マスクの外側に塗るスティックタイプの花粉対策商品「MoriLabo 花粉バリアスティック」(4グラム)を12月12日から全国のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどで発売する。店頭での実勢価格は1058円<税込>前後の見込みだ。

全国の花粉症の症状のある人は約40%存在しており(マクロミル調べ/n=20000)、これに対する花粉対策として、78.9%の人が「マスクをつける」と回答。最も多い回答となっている。また、マスクの継続使用について「今後も多分使用する」が89.9%と多いものの、こ のマスク使用者に満足度を尋ねると「全く満足していない(7.8%)」、「あまり満足していない(22.5%)」と合わせ、30.3%が不満を持っていることがわかった(エステー調べ)。

同商品は、こうしたマスクで対策していても満足していない人に向け、マスクと一緒に使うことで効果を最大限に発揮できる新しい花粉対策商品だ。“トドマツの香り成分”を配合したスティック状の薬剤をマスクの外側に塗ることで、マスクまわりに“香りのバリア層”を作成。バリア層に入ってきた浮遊するスギ花粉を香りでコーティングすることでガードする。

塗りやすいスティック形状で、マスクに塗っても気にならない無色タイプ。また、リップクリームと同サイズのため、外出時などの持ち運びにも便利だ。使用方法はスティックから 1~2ミリメートルほど薬剤を出し、マスクの外側の鼻付近に4~5cm程度の幅でかるくひと塗りするだけ。約4時間おきに、1日3~5回塗ることで効果が持続する。