マツキヨココカラ&カンパニー(以下、マツキヨココカラ)は8月24日、子会社のMCCマネジメントを通じ、オーガニックコスメブランド「john masters organics(ジョンマスターオーガニック)」を展開するジョンマスターホールディングスの全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式取得は9月7日を予定する。取得金額は非開示。マツキヨココカラは、ドラッグストアや調剤薬局を中核としながら、独自の強みを持つ企業を取り込む「連合体構想」を推進する中、プレミアムコスメ領域に事業基盤を広げる。
ジョンマスターホールディングス傘下のジョンマスターオーガニックグループは、2005年6月設立。オーガニック・ナチュラルのヘアケアやコスメの企画開発・販売を手掛ける。25年9月期の売上高は46億5200万円。マツキヨココカラは、オーガニックコスメのパイオニアとして培ったブランド力や製品開発力を評価。グループが持つ1億7000超の顧客接点、3600店舗超の流通インフラ、データ基盤と組み合わせ、プレミアムコスメ市場で新たな顧客体験の創出を狙う。
今回取得するのはジョンマスターホールディングスの全株式58億8000万株で、議決権所有割合は100%となる。27年3月期の連結業績への影響は軽微としている。
マツキヨココカラが掲げる「連合体構想」は、買収先を画一的に統合するのではなく、各社が築いてきたブランド価値や企業文化を尊重しながら、マツキヨココカラのスケールメリットやプラットフォームを活用して成長につなげる考え方だ。今回の買収でもジョンマスターオーガニックのブランド価値を引き継ぎつつ、グループの顧客・店舗基盤との相乗効果を引き出す。
マツキヨココカラは25年3月にも、コスメ・美容の口コミサービス「LIPS」を運営するAppBrewをグループに迎えている。店舗などのリアルな顧客接点とデジタルを融合した顧客体験の構築を進めており、今回のジョンマスターオーガニックの買収によって、ビューティー領域の事業基盤をさらに広げる。



















