マツキヨココカラ&カンパニーのグループ会社・マツモトキヨシグループは2024年1月18日、ケイポート(東京都品川区)の発行済み全株式を譲り受けるため、株式譲渡契約を締結したと発表した。株式取得予定日は24年4月1日である。 

1983年創業のケイポートは、東京都の大田区、品川区、目黒区を中心にドラッグストア、化粧品専門店、調剤薬局を展開中。化粧品専門店の主力店舗は、アトレ恵比寿本館(JR恵比寿駅)にある「ALBION DRESSER 恵比寿店」と「BEAUTÉ STUDIO K-PORT」の2店。マツモトキヨシグループは、国内化粧品プレステージブランドの販売で培った専門知識と接客技術を持つ人材、化粧品専門店の運営ノウハウを手に入れることになる。 

マツキヨココカラ&カンパニーグループのグループビジョンは「美しさと健やかさを、もっと楽しく、身近に。」で、M&Aを通じて中核事業であるドラッグストア事業、調剤薬局事業の拡充を積極的に進めている。今回のケイポート買収は、グループ競争力の強化およびドミナント戦略の一環であり、東京都でのシェア拡大を図ることで、企業価値および利便性の向上に結び付ける。