売り方と売り場提案で新たなニーズを発信

緊急事態宣言下、化粧品を店頭で購入できる希少な販路として存在感を発揮したドラッグストアでもコロナ禍の影響は避けられなかった。「化粧品は一番落ち込みが激しいカテゴリー。現在も前年比80%ぐらいで推移している」(ウエルシア薬局・伊藤将利商品本部化粧品商品部部長)。

経済産業省の小売販売額指数によると、全国のドラッグストアにおける6月の化粧品全体の販売額は前年同月比で9%減。都市型店舗が多いマツモトキヨシやトモズは、さらに深刻で20%以上の落ち込みが続いている。カウンセリング販売が大きく制限されている百貨店と違いセルフが主体のドラッグストアにおいても新型コロナウイルス感染拡大の第2波に備えた新しい売り方の模索は必至となっている。

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