敏感肌向け機能性スキンケアブランド「SISI」を展開するSISIは、ツボクサ由来成分「TECA」を配合した新シリーズを立ち上げる。「バリアクリーム」(50ミリリットル・3410円)と、主力クレンジングの新タイプ「アイムユアヒーロー TECA」(230ミリリットル・3980円)を8月28日から公式オンラインストアと全国のロフトで先行発売し、9月16日に一般発売する。

新シリーズで掲げるのは「守るの、その先へ」という発想だ。同社は、美容医療の一般化や高濃度成分をうたう化粧品の増加によって「攻めのスキンケア」が身近になる一方、情報過多の中で肌に負担をかけ、ゆらぎや肌荒れを繰り返す“隠れ敏感肌”も増えているとみる。従来の敏感肌ケアが「トラブルを起こさないための守り」に寄りがちだったのに対し、肌の調子を整えながら前向きなケアを続けられる製品を目指した。

同シリーズの核となるTECAは、ツボクサに含まれる成分のうち有用成分を抽出、濃縮したものだ。SISIの澤田実加代表取締役CEOがTECAに着目したきっかけは、韓国人の友人から渡された韓国製薬会社のクリームだったという。「使った翌日に肌の調子が明らかに違い、なぜだろうと調べていく中でTECAという成分にたどり着きました」(澤田CEO)。国内でも開発を試みたが、同等の濃度や純度を実現しようとすると原料調達や製造コストのハードルが高かったことから、韓国の東国製薬と協業。SISIとして初めて海外製造に踏み切った。

第1弾の「バリアクリーム」は、TECAにパンテノール、ナイアシンアミドを組み合わせたダーマコスメ発想のクリーム。東国製薬が長年蓄積してきたツボクサ研究の知見を生かし、高純度のTECAを高濃度で配合した。澤田CEOは「敏感肌だけれど、自分の肌を一歩先に進めたいという方に手に取っていただきたい」と狙いを語る。 こっくりとした質感ながら肌上ではなめらかに伸び、密着して保護する使用感に仕上げ、朝のメイク前やシェービング後など幅広い使用場面を想定する。

もう一つの「アイムユアヒーロー TECA」は、ブランドを代表する2層式美容液クレンジングの新タイプ。振ってコットンに取り拭き取るだけで、メイクオフ、洗顔、毛穴ケア、角質ケア、保湿の5役を担い、洗い流しやW洗顔も不要とした。 TECAとパンテノールを配合し、シリーズで最もみずみずしく爽やかな使用感とラベンダー精油の香りを採用した。既存品が医療・介護現場や産院、防災用途にも広がっていることを踏まえ、肌がゆらぎやすい時にも使いやすい“常備品”としての役割をさらに広げる。

また、技術監修としてCell Labの竹岡篤史氏が共同開発。 竹岡氏は20年以上にわたりツボクサ由来成分を研究してきたといい、今回の製品についても、TECAを中心にパンテノールやナイアシンアミドを組み合わせる処方設計にこだわったという。