アンケート回答数は1000件を軽く突破

更年期は個人の問題ではなく、社会全体で向き合うべき課題――。ファンケルはこの認識の下、2024年10月に更年期世代の悩みに寄り添う取り組み「ファンケル メノポーズアクション」を本格始動した。背景には、更年期による経済損失が1兆9000億円規模(経済産業省調べ)にのぼるとされる現実と、当事者が「一人で悩む」構造がある。「いずれも社会課題として捉える必要がある」と企画本部コーポレートブランディングコーポレートブランドGの齋藤真理子係長は強調する。ファンケルはコア顧客が40〜50代女性であることに加え、同社グループ全体の約8割を女性社員が占める。この強い当事者意識を持つ組織が、取り組みに推進力を与えている。

メノポーズアクションの中核は商品ではなく、啓発活動にある。専用サイトや動画配信、社員の体験談、食事レシピ、運動提案などを通じて情報を発信し、学校や企業向けセミナーも積極的に実施。25年10月から連携する神奈川県の未病施策も推進し、地域との接点も広げている。齋藤係長は「更年期は、孤独や不安を感じやすい。体験談などを通じて『自分だけではない』と思ってもらうことが重要」と強調する。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン