ファンケルは2026年4月20日、男性向けスキンケアライン「ファンケル メン」から初となる日焼け止め商品「ファンケル メン スキンケアUV」SPF40・PA+++(50㌘・2200円)を通信販売や直営店、ECモールで数量限定発売する。近年の男性美容意識の高まりと環境変化を背景に、“新定義のUVケア”として洗顔後1本でスキンケアまで完結するオールインタイプを提案する。
同社によると、男性化粧品市場は近年急速に拡大しており、直近5年間で約1.7倍に成長(インテージ「成長トレンド続く『男性化粧品』市場」、00~24年実績)。なかでも日焼け止めカテゴリーは2.2倍と伸長する。その背景には、猛暑の常態化による紫外線量の増加に加え、男性の美容意識の変化がある。「身だしなみの範囲を超え、清潔感や日常的なスキンケアへの関心が高まっているほか、SNSの普及やリモート会議の増加によって自身の外見を意識する機会が増えたことも影響している」と須藤博英化粧品事業本部クロスブランド部長。女性側の意識変化も市場拡大を後押ししている。家族やパートナーによる購買・使用の推奨が進み、男性のスキンケア行動の裾野が広がっている。
その一方で、日常的な紫外線対策を実践している男性は依然として少なく、約7割が「あまり対策はしていない、または、全くしていない」と回答(マーケティングセンター 日焼け・紫外線に対する調査25年5月)。結果として、男性の肌悩みの上位にはシミが挙げられている。また、近年は紫外線量自体も増加傾向にあり、直近10年で約6.7%増加(気象庁「紫外線の経年変化」。15~25年実績)。日傘の使用など対策意識は高まりつつあるものの、日常的なケアには至っていないのが実情だ。こうした「意識と行動のギャップ」と紫外線環境の悪化を背景に、同社は“手軽に継続できるUVケア”の必要性を見いだし、ファンケル メン スキンケアUVの開発に至った。

「ファンケル メン スキンケアUV」SPF40・PA+++(50㌘・2200円)
同商品は、「洗顔後、これ1本でOK 手間なく使えるスキンケアUV」をテーマに、SPF40・PA+++の紫外線防御力を備えながら、日常使いに適した軽い使用感を両立した。男性は女性に比べて皮脂量が多い一方、水分量は約8割にとどまり、ひげそりなどの影響で乾燥しやすい傾向がある。これにより、「紫外線ダメージ、皮脂の酸化、ひげそりによる物理的刺激という三つの要因が複合的に肌トラブルを引き起こす」(高見沢恵 化粧品事業本部クロスブランド)と分析した。
これらの課題に対し、四つのアプローチで対応する。①紫外線対策として紫外線散乱剤(ノンケミカル処方)を採用。敏感肌でも使いやすく、日常の紫外線を防ぐ設計とした②紫外線によって発生する酸化ストレスへの対応として、GABAとビタミンE誘導体を配合。活性酸素の除去をサポートし、ダメージを受けにくい肌へ整える③男性特有の皮脂量の多さに対応し、汗吸収パウダーと皮脂固化パウダーを組み合わせ、テカリやベタつきを抑え、さらさらとした状態を持続する④シソ葉エキスやスイートピー花エキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸ナトリウムなどのスキンケア成分を配合し、外的刺激やひげそり後の肌荒れをケアし、保湿効果も付与した。
さらに使用感にもこだわり、紫外線散乱剤特有のきしみを軽減するため、保湿成分でコーティングする技術を採用。長時間使用しても軽やかでなじみやすく、サラサラ感が持続する。また、一般的な洗顔料で落とせる処方とし、日常使いのハードルを下げた。
メンズラインの進化

泡洗顔とオールインワンのシンプルステップを提案する「ファンケル メン」
同社はひげそりや紫外線などによるダメージを受けやすい男性の肌に着目し、アルコール無配合の無添加処方で肌トラブルの軽減を図る無添加メンズケア「ジーナス」を1999年に発売し、男性向けスキンケア市場に参入。2007年に無添加メンズケア、12年に無添加メンラインなどの変遷を経て、16年から現行の「ファンケル メン」を展開する。24年にはオールインワンタイプの商品を投入するなど、ラインアップを拡大している。




















