2019年にファンケルとキリンホールディングスが資本業務提携の締結を発表してから2年。その協業シナジーとしては、双方の販売チャネルを生かした商品展開などチャネルシナジーから始まり、飲料やサプリメントの分野でも共同開発商品の発売といった成果を打ち出してきた。

そして、このほど、化粧品分野においても、協業シナジーとして共同開発の成果が発表され、今後の実用化に向けて動き始めていることが明らかになった。その注目の成果が、肌のアンチエイジング効果が期待される化粧品原料「白麴ステロール」である。8月6日に開催された「ファンケル×キリン 共同研究セミナー」では、キリンホールディングスR&D本部キリン中央研究所の杉原圭彦研究員とファンケル総合研究所ビューティサイエンス研究センターの榎本有希子主幹研究員から、白麴ステロールの開発に至るまでの経緯やその可能性が紹介された。

キリンホールディングスR&D本部キリン中央研究所・杉原圭彦氏

ファンケル総合研究所ビューティサイエンス研究センター主幹研究員・榎本有希子氏

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