コージー本舗は、ヘア&メイクアップアーティストの千吉良恵子がプロデュースするメイクブランド「ifoo(イフウ)」を立ち上げた。下地やスティックファンデーション、チークなどの第1弾商品(全14種・2200~3300円)を2026年4月23日に楽天やAmazon、Qoo10で発売する。イメージモデルにはモデルの森絵梨佳を起用。千吉良氏と森氏の長年にわたる信頼関係を背景に、ブランドの掲げる“多幸感”と自然な美しさを体現する存在として訴求する。同社がプロデュースコスメを手掛けるのは、指原莉乃の「Ririmew(リリミュウ)以来5年ぶり。

千吉良恵子ヘア&メイクアップアーティスト(写真左)と「イフウ」イメージモデルを務める森絵梨佳

同社は1927年創業。つけまつ毛やアイラッシュカーラーなどアイメイク領域で市場を切り拓いてきた。今回のイフウは、これまで培った技術力をベースに、ベースメイクからポイントメイクまでを横断するブランドとして開発した。また千吉良氏がブランド設計から商品開発、パッケージ、価格設定まで一貫して関わるのは初めて。

千吉良氏はブランド名のイフウに「もしも、なりたい自分になれたら。自分の背中を押してくれるような風のような化粧品でありたい。愛猫の名前がフウで、私とフウ」という三つの思いを込めた。また「いつか自分のブランドを持ちたいと思っていた。願いがかなってうれしい」と語り、プロの現場で培った技術を生活者に開く意義を強調する。

商品は下地「スキンフィルムポアベース」(全3種・各2750円)、スティックファンデーション「フィックスファンデーション」(全3種・各3300円)を軸に、アイシャドウ「アイハーモニーパレット」(全2種・2860円)、チーク「スキンハグチーク」(全3種・各2200円)、リップ「マイルーセントリップ」(全3種・2200円)までのフルラインで構成する。特徴は一貫して「テクニック不要」にこだわり、指でなじませるだけで仕上がる設計や、重ねても濁らない発色など、プロの仕上がりを日常化する工夫を随所に盛り込んだこと。中でもスティックファンデーションはブランドの中核と位置付け、「分量や境界に悩まない」設計でメイク初心者から上級者までの使用を想定する。

価格帯は手に取りやすさを意識しながらも、品質面では妥協しない方針を採用した。千吉良氏は「気軽に使ってほしいが、クオリティーは下げたくない」とし、両者で調整を重ねながらバランスを追求したという。若年層から大人世代まで幅広い層の取り込みを狙う。

販売はECを起点に始めるが、4月24~30日に大阪・ルクアイーレ、5月6~12日が伊勢丹新宿店、6月10~14日福岡パルコでポップアップストアを展開し、リアルでの顧客接点も並行して強化する。ECで存在感を高めたのち、バラエティーショップなどへの販路拡大も視野に入れる。また、今後はクリスマスコフレなどの投入も計画しており、随時新商品を展開していく。