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会場の40%は中国ブランド
2025年10月16日〜19日の4日間、中国上海で行われたアジア最大級のニッチフレグランス展示会「Notes Shanghai」は盛況のうちに閉幕した。会場の上海・西岸芸術センターには約30の国・地域から約150社・300ブランドが出展。来場者数は1万8000人を超えた。テーマは「PAST AND FUTURE」で、伝統と革新それぞれから香り文化の新潮流を示した。各種講演に日本でニッチフレグランス専門店を展開するNOSE SHOPの中森友喜CEOが登壇し、「中国市場の熱量を肌で感じた」と語った。そして主催者のMesse Frankfurt(Shenzhen)Co LtdのEdward Che総経理は、「香りは若い世代を中心に、個性を示す重要な表現手段となっている。私たちはNotes Shanghaiとの協業により、プロフェッショナルと愛好家を結び付けるプラットフォームを構築した」と成果を述べた。
6000平方メートル超の会場のうち、約60%を海外ブランドが占めた。出展地域はアフリカ、アジア、オーストラリア、欧州、中東、北米と幅広く、25%のブランドが初出展であった。フランス発のフレグランスブランド「Liquides Imaginaires」は、中国市場に挑むのは3度目だという。欧州は直営店、米国はECで販売網を構築。これからの売り上げ拡大には中国市場が不可欠であることから「Notes Shanghai」に出展した。「若年層を中心に香りを楽しむ消費者が増えており、中国市場の開拓に力を入れたい」(担当者)。そのほか、AMOUAGE、BORNTOSTANDOUT(韓国)、ELLA K、Jo Lovesなどが耳目を集めた。
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