2026年3月期を決算期とする化粧品・日用品主要企業4社が第2四半期の業績を公表した。4社のうちロート製薬、エステー、マンダムは大幅な増益となった。このうち、ロート製薬は各エリア、カテゴリーとも売り上げが伸長。製品開発、マーケティングといったメーカーとしての戦略とともに、ユーヤンサン、モノ社といったM&Aによる成長戦略の両輪が回っている。
海外事業を成長エンジンに位置付けるマンダムは、ASEANを中心とした海外各国の成長に向けて、展開製品の拡大を進めている。中でも、成長力と規模の大きいマレーシアにおいては、今期より開発機能を新設し、ローカライズした製品を提案していく。
国内の足場を固め、海外への投資強化を目指すエステーは、国内における生活者のライフスタイルの変化に即した新価値創出製品の開発・投入を急ぐ。既にエアケア、収納ケアといったカテゴリーで新たな価値提案にかじを切っており、下期に向けた準備も整えている。
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