名取 秀(なとり・しゅう)●1968年生まれ、東京都出身。東京美容専門学校を卒業後、1988年に東京美容研究所入社。10余年の美容師経験を生かし、NHKのヘアメイクアップアーティストとして活躍。その後、大手美容チェーン全国講師、都内美容専門学校副校長を経て2012年、トリコ・ヘアラボ・アロッタグループに入社。表参道で来店型理美容専門卸問屋ファイブの立ち上げ後、2016年、吉祥寺にフロントショップサロン・アロッタをオープンさせた。表参道、池袋、吉祥寺、梅田茶屋町、名古屋駅前のファイブ各店、吉祥寺、梅田茶屋町のアロッタ各店を統括する。
トリコ・ヘアラボ・アロッタグループのサロン事業を担うalotta(アロッタ)は「サロン×物販×グループ体制」という独自のモデルでサロン事業を展開している。メーカーであるトリコインダストリーズ、ディーラーであるヘアラボとの強い連携を図ることで、物販による収益安定化、美容師のキャリア形成、女性の活躍支援といった要素を組み合わせ、持続可能なサロン経営を実現している。この独自の取り組みについて、トリコ・ヘアラボ・アロッタグループの名取秀国内販路開拓担当取締役に話を聞いた。
アロッタは、トリコ・ヘアラボ・アロッタグループのサロン事業です。グループの創業自体は1972年、理美容商品の輸出入商社としてスタートし、メーカー・ディーラーの事業を加えながら理美容業界で長く歩んできましたが、サロンの運営は長らく手掛けてきませんでした。そのきっかけになったのは、「美容師にしっかりと還元できる仕組みをつくりたい」という思い。美容師を支えるには、実際の現場に根差した仕組みが必要だと考え、2016年に初めてサロンを立ち上げたのです。
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