高輪・品川エリアにコスメやフレグランスの新たな購買スポットが誕生する。ルミネは、2025年9月12日にルミネ史上最大規模の商業施設「ニュウマン高輪」を本格開業する。それに先駆け、9月10日に特別内覧会を行った。
ニュウマン高輪は、South・North(サウス・ノース)エリア1~5階に154店舗、LUFTBAUM(ルフトバウム)エリア28~29階に11店舗、期間限定スペシャルポップアップショップ12店舗の合計177店舗が開業期2カ月でオープンするルミネ・ニュウマン16館目のショッピングセンターだ。ニュウマンとしては3館目となる。
業種はファッション約4割、コスメ・ライフスタイル約3割、飲食・サービス約3割で構成する。
特別内覧会においてルミネの鈴木和馬執行役員ニュウマン高輪店長は「いかに商業の枠組みを超えた付加価値を提供できるか、普遍的で長く続く本質的な価値を追求できるかの2点を大事にしていきたい」と語った。
コスメにおいてはPRADA BEAUTY(プラダ ビューティ)やHermès in Colors(エルメス・イン・カラー)などのブランドがルミネ初出店となる。
プラダ ビューティ広報は今回の出店のねらいについて、「現在東京では表参道、新宿、池袋にて展開をしており、高輪は4店舗目。高輪付近にお住まいの方やインバウンドのお客さまに体験してもらいたく思っています」と説明した。
またフレグランスもニュウマン高輪では重要なカテゴリー。施設全体設計において、ニュウマン高輪に出店も行っているアットアロマとの香りの空間を共創。アットアロマとルミネは、古くから親しまれてきた原料と、新たに用いられるようになった原料を織り交えながら、日本と西洋の香りを融合した、100%天然アロマによる歴史と未来を融合した「高輪の香り」を作り上げた。高輪の香りはアットアロマ店舗で購入可能なのに加え、館内エスカレーター上のエアコンの吹き出し口から風と共に香りが降りてきて、館内全体の心地よさを演出する。
その他、アットコスメストアでは「推し色」をテーマにした訴求を行うなど、各店が趣向を凝らした店づくりを行っている。
品川・高輪エリアでは羽田空港へのアクセスやリニア中央新幹線の開通などをにらみインバウンド需要も意識しつつ近隣住民やオフィス利用者の取り込みが狙える。「新しい人たちの方へ。」をコミュニケーションメッセージとするニュウマン高輪は、100年先の未来を見据え、この場を通じて人々が集い、つながり、豊かな暮らしを地域や利用客と共に作り上げ、未来を描き進化し続ける考えだ。