日本化粧品工業会(JCIA)の新体制が発足した。2025年7月31日に開かれた第3回定時総会において、魚谷雅彦会長(資生堂シニアマネージャー)が退任し、副会長だった小林一俊コーセー社長の会長就任が承認された。魚谷氏は化粧品公正取引協議会会長も退いた。

魚谷体制の最大の成果は、東京、中部、西日本の三つに分かれていた化粧品工業会を統合し、JCIAを立ち上げたことだ。魚谷氏は16年に東京化粧品工業会会長に就いた後、18年からJCIAの前身である日本化粧品工業連合会(粧工連)の会長に就いた。そして東京化粧品工業会の澤田晴子会長(伊勢半社長)、中部化粧品工業会の水野真紀夫会長(ホーユー社長)、西日本化粧品工業会の西村元延会長(当時マンダム社長、現会長)と連携し、三つの工業会を統合。23年に自らJCIA初代会長に就いた。

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