日本化粧品工業連合会(粧工連・JCIA)は9月8日に会見を開き、新たに設立する統一団体の概要を示した。粧工連は、傘下の地域工業会「東京化粧品工業会(東化工)」「中部化粧品工業会(中化工)」「西日本化粧品工業会(西化工)」と連携し、日本の化粧品産業の発展に向け活動してきた。産業のグローバル競争力の強化には、品質・信頼性の向上、市場・ライフスタイルの変化などの把握、海外規制動向の把握、規制当局への働きかけ強化、サステナビリティへの貢献加速など、取り組むべき課題は山積みである。そこで粧工連、東化工、中化工、西化工の各会長は、21年10月、来年4月1日に新統一団体を設立する合意書に署名したのである。
新団体の名称は、日本化粧品工業会を踏襲する。略称も、これまでと同じように、日本語は粧工連、英語はJICA(Japan Cosmetic Industry Association)になる。本部は東京都に置き、愛知県に中部日本支部、大阪府に西日本支部を新設する。現在の地域3団体の会員企業は、粧工連事務局に入会申込書を提出し、会員代表者を届けることで、自動的に新統一団体の会員になれる。設立当初は、会員数1400を想定しているという。
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