化粧品産業が一丸となって進化する市場環境になりつつある。日本化粧品工業会(粧工会)は2024年9月24日に記者会見を開催。24年1〜6月の化粧品出荷額は前年同期比9.4%増になったことを受け、魚谷雅彦会長(資生堂)は「(コロナが始まった)20年以降、厳しい状況が続きましたから手放しに喜べる数字ではありませんが、ようやく緩やかな回復が進んできた」と破顔。さらに24年1〜8月の訪日客数は2400万人超で、過去最高のペースであり、インバウンド需要が活況になっていることを踏まえ「本格的に化粧品産業が回復するために様々な課題に積極的に取り組んでいく」と強い意欲を示した。
粧工会には常任理事会の下に12の委員会がある。今期は特に国際委員会とサステナビリティ推進委員会で活発な動きがあった。
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