日本化粧品工業会(粧工会)と日本歯磨工業会(日歯工)は2024年1月5日、ザ・プリンスパークタワー東京で業界連合新年会を開催した。業界関係者、来賓を含め、出席者は1100人超。昨年5月のコロナ5類移行後は市場回復が顕著であり、それを受けて会場は熱気に包まれた。
新年会の挨拶は、主催者を代表して粧工会の魚谷雅彦会長(資生堂)が行った。冒頭、元日に発生した能登半島地震と翌2日に起きた航空機事故の犠牲者へのお悔やみ、被災者へのお見舞いの言葉を述べた。そのうえで、魚谷会長は「化粧品では、美しい肌は健康の象徴であるというスキンケアの重要性があり、メイクアップは心も元気にする。積極的な活動を後押しする化粧品ビジネスの持つ役割は大きい」と語り、被災地支援について会員企業に協力を呼び掛けた。
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